コラム<藤井 晶子さん>
今回、予定していた原稿を変更して、差し込みました。 「文章が上手くなるための処方箋」
実は、GW明けに、ブログを見て下さった出版社二社から出版オファーがあったのですが、出版の労力とメリットを天秤にかけて楽な方を選び、丁重にお断りしました。(笑)
要は「全国ネットになりたい」「知名度を上げたい」という欲が今の私には無いわけです。
でも、皆さんにオファーがあれば 是非チャレンジしてください!本って、自分のビジネスを説明する必要がなくなるから便利なのですよね。
ましてや、講師業やコンサルタントをされる方は尚更 出版は新しいステージを用意してくれます。
さて、先日ブログ読者から「どうしたら女将のような文章が書けるのでしょう?」とメッセージがありました。
今まで数多くのライターと出会い、セミナー等で「文章が上手くなるには、何をすればいいですか?」の質問に対しての答えは・・・
・・一様に「本を読むこと」と言われます。
きっと正解なのでしょうね。
でもでも、本を読み込んで、ボキャブラリーを増やして、文章力を上げるってぇ~・・
10代なら兎も角も、そんな時間が私たちに残されていますか?
では 私がしている3つの方法を紹介しますね。
<語彙を増やすための処方箋>
●FBコメントに「ステキ!」「カワイイ!」「キレイ!」「スゴ~イ」などを封印する。
例えば、いつも颯爽としたパンツルックの方が和服でお茶を点ていてる画像が出ていた場合、
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合のよう、とはアナタのことね!」とか
「キャリアウーマンの秘めたる大和撫子を見た気がします」・・とかね。
自分の投稿でも「・・・頑張ります!」で決して締めくくりません。
要は、短絡的な言葉を使わず、具体的にイメージ出来る表現を絞り出す訓練をすれば、自然と語彙が増えていきます。
「勉強」では長続きしないけれど、FBコメントなら毎日のことだし、ちょっとした意識で積み重ねられるでしょ?
・表現を絞りだす上での教科書は女性月刊誌
キャッチコピーのお手本になるのは、ファッション誌の広告ページ。
また電車の中吊りや看板等で目に留まった言葉は すぐにメモメモ。
<読みやすい文章にするための処方箋>
●リズミカルな流れを意識する。
学術論文が読みづらいのは、内容が難しいだけではなく、リズムがないためです。
ツラツラと熟語が並び、次の文章への流れがないと思いませんか?
このコラムでも同じですが、私は必ず音読して確認します。
ラップ感覚で読んでみたりします。
●見た目の確認。
ひらがな・カタカナ・漢字のバランスを見ます。
さぁ今日から FBコメントで 短絡的な言葉を使わないことから始めてみてください。
<起業女将史は こちらをご覧ください http://profile.ameba.jp/fujii-akiko>