コラム<藤井 晶子さん>
12年間に3000人以上の起業家と出会い、
起業の甘いも酸いも知り尽くした上で、
還暦を過ぎた私が語れる「楽イキ処方箋」、
お付き合いください。
私は、ここ数年「困る・悩む・迷う」ということがありません。
「怒る」のも年に一回ぐらい。
一瞬 腹が立つことはあっても、すぐに腹が“座り“ます(笑)
もっとも30代40代の頃から腹が据わっていたわけではなく、悩み、後悔し、自分を責め、出来もしない努力もして挫折し・・夫婦生活、子育て、介護 に悔いを残しながら生きて今があるわけです。
だから読者の皆さんが、今の私のような心境になれないかもしれませんが、いつか「プレシャスのコラムで女将が 書いてはったなぁ」と偲んでもらう日が来るでしょう・・(遠い目)。
楽イキ処方箋って?
コラムの題「楽イキ処方箋」って どんなイメージを持ちますか、楽しくイキイキした人生を送るため?
いえいえ 楽(らく)に生きることこそベスト!
そして副題の煌き(きらめき)がテーマのコラムです。
起業女将として、3000人近い起業家に会ってきて、地味に見えた方が、何かのキッカケで輝いていくのを、何人も見届けてきました。
でもね、輝くのは光が当たったわけで、自ら光っているわけではありません。
自ら光を放つ「煌き人」になっていただきたい。
みんな人間力を付け、影響を与える「煌き人」になれるはずです。
ではどうすればいいのでしょう?
正論を書くと、
●人は専門知識を磨くことで 縦に伸びていく。
●経験と人脈で 幅が広がる。
●情操豊かにすることで 奥行が出てくる。
納得ですが、縦・幅・奥行き=立方体ですよね。
私たち女性は、ま~るい太陽になりたいじゃないですか。
それには、煌めくためのエネルギーを蓄えるためにも、楽(らく)を選択しましょう。
そう・・「らく」・・私はココに行き着きました。意外ですか?
楽イキ処方箋
「苦労は買ってでもしろ」ではなく「楽(らく)な方を選びましょう!」
成功美談の中で「私は常に難しい道を選んできました」と書かれていることがあります。
無論 それを否定はしません。
ただね、私は60年間に「なんで私が?」「なんで今この時に?」を いくつも通ってきて、何も 苦しい方を選ばずとも、必ず人生の課題として「苦難は与えられるものなのだなぁ」と思うのです。
なぜ? それは 人間が人間として成長するためなのでしょうね。
後々、成功体験より苦難の方が、人に語れるほどに自分のためになっていることを自覚できるはずです。
でも、だから、もしチョイス出来るなら、楽(らく)を選んでOKですよ。
ただし、起業した当初は、楽な方を選んだところで、必死にならなきゃ軌道に乗ることはあり得ません。
人さまからお金を頂戴するということは並大抵なことではないからです。
プレシャスコラムの読者で間違う人はいないでしょうが、念のために書きます。
「楽に稼げる」という話は眉唾もの。コレは断言できます!
今 オフィシャル(仕事)プライベートで困難の壁に当っている方へ・・。
世界ミリオンセラーの本に書かれてあります。
「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」『コリントの信徒への手紙1』10章13節
苦労は買わなくても人生の課題として試練を与えられます。
そして 成功体験より苦難の方が、人間として育ててくれます。
溺れそうになっても、 必ず 越えられることを確信して
しなやかに ドーンと構えて 受け入れたいですね!
<起業女将史は こちらをご覧ください http://profile.ameba.jp/fujii-akiko>